葉がすっかり落ちてカラスの巣がわかるようになりました。こんなところに巣があったのかとこの時期になると思います。
巣をズームしてみると針金に針金ハンガーがやはり使われていました。
みずもと自然観察クラブ 雑記帳
葉がすっかり落ちてカラスの巣がわかるようになりました。こんなところに巣があったのかとこの時期になると思います。
巣をズームしてみると針金に針金ハンガーがやはり使われていました。
ガマ田で鳥を探していてふと自転車を見たら、ハシブトガラスが後部荷台を覆っているカバーの上に乗っていた。そのカバーのファスナーをこじ開けてできた隙間から私の昼食を引っ張り出そうとしている。これはとんでもないことだと思いながらも、カメラを向けてその場面を撮影しながら近づけば、すぐに逃げて昼食は無事だろうと思い、近づきながらカメラの電源を入れようとした。しかし、このハシブトガラスは逃げない。昼食をいれたビニールを引っ張るスピードが速くなり、力任せに引っ張り始めた。昼食が危ない! 「コラ」と声を張り上げて、足早に近づくとようやく飛び去った。近くの枝にとまるが、やはりそれ以上逃げなかった。
その話をするとこの周辺では釣り人がカラスに餌を捕られるとのことだった。釣り人と苛烈な争いをしているようなので多少のことでは動じないようだ。
森の上の方で「ジェイ、ジェイ」声が聞こえてくるのでそちらを見ると、二羽の鳥が高い場所で木々を縫って飛んでいる。カメラを向けてももう一羽がとまっている鳥を飛ばしてしまう。私の(私が写真をとる)ために喧嘩をやめてと思いながら、飛び回るカケスの姿を頑張って追いかけた。しばらくその姿を追いかけたが、鳥たちはいつの間にか姿を消した。撮影するために凝視していたので、なぜ姿を見失ったのか、狐に鼻をつままれた気分だ。
後で確認するとツミが写っており、カケスは喧嘩をしていたのではなく、捕食者から必死に逃げていた様だ。
数十羽以上が周辺に飛来しているようだ。
ここ最近この場所では見ていなかった。
「ジェ、ジェ」と、声はすれども姿を見ることがなかなかできないカケス。木の実を食べることに夢中なのか、しばらく枝にとまっていたので、やっと姿を見ることができた。
アブラゼミを食べたハシブトガラスはトコトコと歩いていきます。
先ほどまで降っていてできた浅い水たまりに向かうと……
頭の右側面を水面に向けて水を飲み始めました。
観察舎の窓からサンクチュアリを観察していると観察舎の梁にハシブトガラスがとまりました。梁をトコトコ移動してしきりに何かを探しているようです。
この後、ハシブトガラスは地上に降りてアブラゼミを捕まえて食べていました。